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長門市で初開催~山口ながとクリテリウム~

ページID:0037045 更新日:2021年9月11日更新 印刷ページ表示
宇都宮ブリッツェン3選手が1位から3位までを占め、強さを見せつけた

宇都宮ブリッツェン3選手が1位から3位までを占め、強さを見せつけた
狭いコースでたくさんの選手がせめぎあうスリリングさが魅力のクリテリウム
優勝を目指し、必死の表情でこぎ続ける
終盤では優勝争いは5選手に絞られた
津田農園のシャンパンで優勝を祝福

 9月11日(土曜日)、長門市総合公園ルネッサながと特設コースにおいて「2021JCL山口ながとクリテリウム」が開催されました。

 「2021JCL山口ながとクリテリウム」は一般社団法人ジャパンサイクルリーグが主催するプロによる自転車ロードレースで、山口ながとクリテリウムは三菱地所JCLプロロードレースツアー2021の第6戦として位置付けられています。

 クリテリウムとは自転車ロードレースの一つで、公園の通路や市街地の公道を交通規制し、比較的短い距離のコースを何周か回って順位を競うものです。曲り角などさまざまな道路条件がある公道を周回するため、選手のせめぎ合うスリリングなレース展開が魅力です。山口ながとクリテリウムでは、1周800mのコースを50周により優勝が争われました。

 オープニングセレモニーで出場するチームと選手の紹介が行われたのち、いよいよレースがスタート。スターターを江原市長が務め、ピストルの音とともに出場した53人の選手たちはスタートラインを飛び出していきました。

 クリテリウムでは1周1~3kmのコースで争われることが多い中、ルネッサながと特設コースは1周800mと短いうえに、直角に曲がるコーナーが多くあり、選手にとっては難コースとなりました。それでも選手の平均スピードは時速40kmを超え、チームや選手の駆け引きも行われるなか、順位がめまぐるしく変わる展開となりました。
 後半に入ると優勝争いは5人の選手に絞られ、最終盤まで集団でのせめぎあいが続き、どの選手がトップでゴールするかわからない展開となりましたが、接戦を制したのは宇都宮ブリッツェンの小坂 光選手で、1位から3位までを宇都宮ブリッツェンの選手が独占する結果となりました。

 優勝した小坂 光選手は、「強いチームメートのおかげで勝たせてもらえました。宇都宮ブリッツェンに入って13年目での初めての優勝なので、とてもうれしいです。幅が狭く、周回も短いコースで難しかったですが、序盤から積極的にいこうと決めていました。辛い局面もありましたが、最後まであきらめずチームワークでつかみ取った勝利だと思います」と喜びを語りました。

 9月12日には、美祢市で三菱地所JCLプロロードレースツアー2021の第7戦「秋吉台カルストロードレース」が開催されることとなっています。