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7月30日(水曜日)、東京オリンピックで カヌースラローム 男子カヤック競技の準決勝が行われ、足立和也選手が出場しました。足立選手が所属するヤマネ鉄工建設株式会社では、社員約60人が足立選手を応援しました。
競技前に足立選手を指導する市場コーチから届いた「世界の強豪と戦える夢の舞台に立たせていただいた社員の皆さんに心から感謝いたします。初めての挑戦に今はワクワクしていますが、落ち着いて冷静に自分たちの力を発揮できるよう頑張ります」とのメッセージが読み上げられました。
準決勝は東京のカヌースラロームセンターで行われ、250mのコースを下りながら2本のポールで作られたゲートを通過しタイムなどを競いました。予選を6位で通過した足立選手が全体の15番目に登場すると会場の社員たちは手作りの旗を振ってエールを送りました。
足立選手は序盤こそカヌーのコントロールに苦心しましたが、その後は巧みなパドルさばきで波に乗ってターンを決めると会場からは大きな拍手が沸き起こりました。
序盤のタイムロスが響き16位となり、10位までが進める決勝進出とはなりませんでしたが、ひたむきに自分と戦う姿は感動を与えていました。
社員の佐々木さんは「オリンピックに出場し頑張ったことがすばらしいと思う。これまでの努力におつかれさまでしたと言いたいです。みんなで応援しているので、これからもがんばってほしい」と足立選手の健闘を称えました。
同日行われた決勝ではチェコ共和国のイジ・プルスカベツ選手が優勝しました。