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6月29日(火曜日)、ラポールゆやにおいて、向津具、宇津賀、伊上地区を対象とした市長と協働のまちづくりミーティングが開催されました。
これは市長が所信表明で述べた重点施策の一つである「市民目線のまちづくり』を進めるために、市民の声をしっかりと聞く機会を設けるための具体的な取組として開催するもので、原則月1回の開催が予定されています。本会は5月下旬に開催を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、開催を延期していたものです。
はじめに江原市長が、「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、予定通りの開催ができていませんが、地域が抱えている課題をお話しいただき、庁内に持ち帰ってしっかり検討させていただきたい」とあいさつをしました。
ミーティングでは向津具、宇津賀、伊上地区が抱えるそれぞれの課題を地区の自治会関係者やまちづくり団体関係者がひとりずつ話しました。道路の草刈りや樹木の剪定、公共交通、子どもの遊び場、人口減少による10年後の農地や河川の管理など地区それぞれの課題について意見が述べられました。
そのなかで伊上地区の森本さんは、「伊上地区には空き家が多い。空き家を利用した地域の活性化はできないものでしょうか」と話しました。これに対して江原市長は、「市では他市から長門市への移住を促進しています。しかし、移住されてこられる方が住む家が少ない。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、都会からの移住の相談が増えています。空き家を空き家バンクにひとつでも多く登録していただき、移住したい方とマッチングができるようにご協力をよろしくお願いします」と答えました。
次回は正明市地区で開催する予定です。