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6月9日(水曜日)、大津緑洋高校大津校舎2年生78人が長門市内企業を中心に、各自の将来の希望に合わせて仕事の現場に出かけ、職場体験を行いました。
この職場体験は、大津緑洋高校の学習カリキュラム「総合的な探求の時間」の一環で行われる取組で、高校生が地域の大人の活動に注目することで、長門市の活性化にもつながることも目的のひとつとして行われました。
長門市役所の観光政策課には3人の生徒が訪問し、伊上海浜公園オートキャンプ場や千畳敷高原キャンプ場、青海島キャンプ村をはじめ、市内のキャンプ場や海水浴場を中心に観光施設をめぐりました。職員から各施設の特徴を教わりながら、生徒は絵になるスポットを探して撮影にも挑戦。最後は1枚の写真を選んで、観光パンフレットの表紙作りも体験しました。
参加した生徒からは「市内のキャンプ場を訪れたのは今日が初めて。海が近く、景色の良い場所が多いと感じました。撮影は難しかったが、想像していた以上に良い表紙ができました」といった感想が聞かれました。
また、高齢福祉課と地域福祉課でも職場体験が行われました。生徒たちは民生委員児童委員協議会に出席し、民生委員の活動内容について説明を受けたほか、長門福祉作業センターなどで障害者の就労支援について学び、作業の様子を見学するなど普段の学校生活とは異なる体験をし、特別な一日となったようでした。
大津緑洋高校の生徒たちは、今後、職場で直接観察したことや働く人へのインタビューをもとに専用サイトに記事としてまとめ、公開することとしています。