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大津緑洋高校が中国高等学校ラグビーフットボール大会山口県予選会で優勝

ページID:0035126 更新日:2021年4月25日更新 印刷ページ表示
賞状を受け取る牧野キャプテン

賞状を受け取る牧野キャプテン
わずかなすきからボールを奪い相手陣内に攻め込む
ディフェンスが相手の攻撃を食い止める
前後半で6トライを奪った
ボールを奪い合う選手たち

 4月25日(日曜日)、ヤマネスタジアムで行われた第64回中国高等学校ラグビーフットボール大会山口県予選会で大津緑洋高校ラグビー部が萩商工高校を38-7で降し、優勝を決めました。

 大津緑洋高校は準決勝で高川学園を、萩商工高校は山口高校に勝利して決勝に駒を進め、決勝はライバル校対決となりました。試合開始早々、大津緑洋は萩商工の猛攻撃に防戦一方となり、必死にディフェンスが食い止めますが、勢いを抑えきれず、前半6分にトライを許し、0-7とリードされます。

 そこから大津緑洋の反撃が始まり、まず前半10分にマイボールスクラムからのサイド攻撃でできたラックからサイドに持ち込んでトライをあげ、追いつきます。その後は一進一退の攻防が続きますが、前半終了間際の28分に、大津緑洋はラインアウトからパスを展開し、トライ。逆転に成功し、12-7で前半を終えます。

 後半に入ってからは大津緑洋がペースをつかみ、立て続けに4トライで26点を奪います。相手の反撃もディフェンスが守り切って得点を許さず、試合は38-7で大津緑洋高校が勝利しました。

 大津緑洋高校の中野泰幸監督は、「チームにけが人が多く出ていたが、勝つことができてほっとしている。厳しいゲーム内容を予想していたが、練習してきたことができており、反則も少なかった。選手の成長を感じられ、良い試合内容だったと感じている。選手は前半がコミュニケーションが取れていなかったことを反省しているようなので、ゴールデンウィーク中の練習でしっかり修正したうえで中国大会に臨み、相手に対応したゲームができるようにしたい」と振り返りました。

 キャプテンの牧野虎羽選手は「前半の初めは自陣で立て続けに反則をとられ、相手にボールを渡してしまった。しかし、勝てると信じていたので、動揺することなく持ち味であるフォワード攻撃でゲームを立て直すことができた。けが人が多いがモチベーションは高く、チーム力が上がっていると実感している。中国大会ではディフェンスにこだわり、少ない得点で守り勝つ試合をしたい」と中国大会に向けての意気込みを話しました。

 中国大会は5月8日・9日に鳥取市で行われる予定で、大津緑洋高校は島根県代表の石見智翠館高校と対戦します。