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長門市内でフラワーアレンジメント教室を主宰する末永有紀さんが、厚生労働省が認定する「グッドスキルマーク」をフラワー装飾として全国で初めて取得しました。
グッドスキルマークとは、一級技能士等がその技能を駆使した付加価値の高い製品等であることを示すためのマークです。平成29年度から実施しているこの制度は、直接、国内外の消費者に対してアピールし、ものづくり日本の再興と熟練技能の継承を図ることを目的としたもので、申請された製品等について、外部有識者等の委員によって構成されたグッドスキルマーク審査委員会が審査し、認定しています。優れた技能を駆使した付加価値の高い製品等であることを国内外の消費者に対してアピールし、ものづくり日本の再興と熟練技能の伝承を図っていくことを目的としています。
末永さんはフラワー装飾1級の資格を持っており、グッドスキルマークの認証を申請したところ、作品が資格と関係のある技能を駆使した製品であり、作品の完成までの全工程において一貫したものづくりを実施していることなどが評価され、認定されたものです。
「グッドスキルマーク」の認定を受けた末永さんは、「技術という目に見えないものを認定してもらったことはうれしい。この資格の存在により、日本の技術や伝統が引き継がれていくようになれば。このマークを知ってもらうことにより、作った作品を知っていただくだけでなく、マークの認定が若い人の目標となり、仕事をしていく上で高い技術をめざすきっかけになってほしい。フラワー装飾が仕事として認められるようになれば幸いです」と話していました。
末永さんは今後、作品に「グッドスキルマーク」を表示することができるようになります。