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大津緑洋高校英語部のプレゼンテーション全国大会出場にかかる激励会を開催

ページID:0034324 更新日:2021年2月16日更新 印刷ページ表示
海水温上昇や食糧難という社会課題に着目したプレゼンテーションを行う

海水温上昇や食糧難という社会課題に着目したプレゼンテーションを行う
江原市長から激励費の贈呈
自分たちが言いたいことを本番で言えるように準備したいと話す英語部員
予選会の動画を視聴して感心する江原市長

 2月16日(火曜日)、長門市役所市長応接室において、第3回Change Maker Awards!~中高生のための英語プレゼンテーションコンテスト~に出場する大津緑洋高校英語部に対する激励会が開催されました。

 大津緑洋高校英語部は、全国517校がエントリーした本大会において、第1次審査、第2次審査を突破し、10校のみが出場できる本選に2月28日(日曜日)に挑むことになっています。本大会はSDGsと関連したモノ・コトを、英語でプレゼンテーションすることを通して、世界へ発信する力を育むことを目的に開催されており、大津緑洋高校英語部はニジマスの陸上養殖と葉物野菜の水耕栽培を兼ね合わせた「アクアポニックス」というシステムについてプレゼンテーションし、持続可能な社会の実現を提案しました。

 江原市長は「先日の英語ディベートの全国大会6位入賞を市民みんなが喜んでいるところです。今回はプレゼンテーションの大会ということで、ディベートとは異なり、一方的に話していかなければならず、内容が大切となりそうですね。まだ、皆さんは1・2年生なので、これから先も期待が持てます。すばらしい結果を市民に報告できるよう楽しみにしています」と激励のことばを述べ、激励費を贈りました。

 小林祐樹さんは、「本選出場の10チームに残れたことをうれしく思います。英語部でお互いが切磋琢磨した結果だと思います。アクアポニックスは、これまで先生方や先輩が培ってこられたものなので、内容では負けない自信があります。大会までは日々精進して英語の文法や発音に磨きをかけたい。」と英語部を代表して意気込みを語りました。

 陸上養殖と水耕栽培を一つの水槽で実現するアクアポニックスは、農業と漁業を同時に人工的に作り出すプロジェクトです。葉物野菜を育てるための技術が必要となりますが、ニジマスのふんを野菜を育てる際の養分とすることで、水をきれいに保ち、かつ野菜を育てる持続可能なしくみを実現し、身近な人でもSDGSを実践できる地球の縮図と呼ばれています。英語部のメンバーは全員アクアポニックスの研究グループにも所属しており、今までできなかったことを実現できた実績について英語でプレゼンテーションすることとしています。