本文
1月22日(金曜日)、長門市消防団油谷宇津賀分団の3部隊の小型動力ポンプ付積載車が更新されたことに伴い、長門市消防本部において引渡式が行われました。
今回、車両が更新されたのは、津黄、後畑、角山の各部隊で、すべて平成7年に配備されていたポンプ付積載車が老朽化したことに伴い、新規のポンプと車両を配備したものです。
引渡式には森孝彰消防団長や配備先部隊の消防団員、長門市消防本部職員など約30人が出席しました。森団長は、「消防車両は計画的に配備しています。火災や災害はいつ発生するかわからないので、日ごろから点検や訓練を行い、いつでも出動できる体制を整え、現場での活動で生かせるように準備しておいてください」とあいさつしました。
その後、消防団員は、納入業者から性能や使い方などを習い、実践に備えていました。後畑部隊の山田貢嗣部隊長は、「点検や整備を欠かさず、日々訓練に努めたい。何かが起こった時に迅速に対応できるような体制を作りたい」と決意を新たにしていました。
配備された車両は3リットルのディーゼルエンジンで、窒素酸化物を水と窒素に分解し、有害物質が出ないような装置が備えられており、環境に配慮したものとなっています。また、小型動力ポンプについても、水を吸い上げる真空ポンプにオイルを使用しない環境にやさしい仕様となっており、燃料コックやキャブレターのないシンプルな構造となっていることから故障が起きにくい最新の方式となっています。