本文
長門市地域おこし協力隊の久保田寛之隊員が3月31日をもって3年間の任期を終えることから、江原市長に退任の報告を行いました。
久保田隊員は令和3年4月に23人目、自伐型林業事業としては初めての地域おこし協力隊として広島県から着任し、自伐型林業に関する技術の習得・実践を軸とした活動、林業体験イベントや森林学習の機会づくりを通して林業への理解促進を図ってきました。また、地域住民との信頼関係を構築しながら、施業候補地となる山林の集約を行い、退任後は自伐型林業家として活動することとしています。
報告会では久保田隊員が「リフォレながとや農林水産課の皆さんの支援があってここまで活動することができました。補助制度の拡充や山林情報の提供による山の集約化など、自立して活動できる環境を整えていただきました。自伐型林業家1人目の自分が良い見本となることで他の人も続いていくので、活動を通して長門の森林を少しでも良くしていきたいと思います」と話しました。
江原市長は「長門市初の自伐型林業担当の地域おこし協力隊として、スキームの中でしっかりと活動していただきありがとうございました。日本有数の林業家から指導された技術を市内で林業に携わっている人に教えていただき、長門市に林業を根付かせていただけたらと思います」と3年間の活動をねぎらい、これからの活動に期待しました。