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3月11日(月曜日)、下関市豊田町八道から長門市俵山小原を結ぶ延長13.9kmの自動車専用道路「俵山・豊田道路」の第1トンネル貫通式が開催され、地元住民や工事関係者など約130人が出席しました。自動車専用道路「俵山・豊田道路」の第1トンネルは、昨年9月から着工を開始した延長278mのトンネルです。
式では始めに貫通掘削が行われ、暗いトンネル内に光が差し込んだ瞬間、出席者から大きな拍手が起こりました。トンネル貫通後、地元の俵山幼児園の園児が記念のくす玉を割り、貫通を祝いました。通り初めの儀や鏡開きの儀、乾杯の儀などが行われた後、俵山幼児園の園児が歌とダンスを披露して会場を盛り上げました。
発注者を代表して、国土交通省中国地方整備局・山陰西部国道事務所の石川所長が「着工から約半年、無事故・無災害でトンネルを貫通することができたのも施工者の皆さんの努力のおかげです。俵山・豊田道路は災害時や救急搬送時に命の道となると同時に、地域振興や観光面での効果にも期待しています。引き続き仕上げに向けて、地域の皆さんと一体となって事業を進めていきたいと思っています」と挨拶しました。
なお、来年度から「俵山・豊田道路」第2トンネルの着工を行う予定としています。