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9月18日(月曜日)に行われた「一級ボイラー技士試験」において、大津緑洋高校海洋技術科3年の光永 瞬(みつなが とき)さんが合格を果たしました。
一級ボイラー技士は、発電用ボイラーや大型ボイラーを持つ工場、病院やビルなどで、ボイラーの点検や安全管理を行う技術者で、熱面積500平方メートル未満のボイラーとすべての貫流ボイラーの取扱作業主任者になることができます。県内の高校生では、過去に光永さんを含めて13人しか合格していない難関の資格です。
2年生の時に同校の藤本先生のボイラーの授業を受講したことをきっかけに興味を持ち、ボイラーの構造の面白さや将来就職にも有利に働くことからボイラー技士試験の受験を決めました。
光永さんは「試験を受けた直後は不安がありましたが、無事合格できてほっとしています。過去問を完璧にしたら受かると指導されていたのですが、数年前から見たことのない問題が少しずつ増えており、その問題への対応に苦労しました。来年からは県内の宿泊施設で働く予定ですが、取得した資格を活かして仕事に取り組んでいきたいと思います」と話しました。