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10月27日(金曜日)、油谷河原で「キャトルステーションながと」の開所式が開催されました。
キャトルステーションとは、肉用牛の繁殖農家(子牛を生産する農家)で生まれた生後4か月程度の子牛を、子牛市場に出荷するまでの約半年間預かり、飼養管理・育成する施設のことで、繁殖農家の労力負担の軽減や、繁殖農家の飼養頭数の増加・経営維持等の効果が期待されています。牛の預託施設は県内に数か所ありますが、キャトルステーションの名称で、子牛の預託を専門とする施設は山口県内で初めての設置です。
市では、2023年3月に策定した「長門市畜産振興計画」において、キャトルステーションの設置を重点施策の1つとしています。キャトルステーションにおける預託頭数の増加により、繁殖農家の経営維持や規模拡大、「長州ながと和牛」を代表とする市内産肉用牛の供給拡大が期待されています。