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11月9日(水曜日)、秋季全国火災予防運動(11月9日~11月15日)に合わせて、大谷山荘で消防訓練が行われました。
5階の客室から出火した想定で、はじめに出火を確認したスタッフが通報と初期消火を行いました。また、館内アナウンスが放送され「落ち着いて避難ください」と呼びかけられながらスタッフの皆さんによる避難誘導も行われました。
初期消火では消火しきれなかった想定で、現場に到着した消防隊員が消火活動にあたりました。また、救助が必要な人に対してスタッフや消防隊員による誘導や、昨年導入した最新のはしご車による救助の訓練も行われました。
訓練に参加したのは、大谷山荘のスタッフ約90人と長門市消防本部などから約10人。
訓練終了後、大谷山荘 代表取締役社長の大谷和弘さんは「実際の火災はいつ起こるかわかりません。今日の訓練で反省する点などあったかと思いますが、お客様の命と自分の命を守ることを一番に考えて、落ち着いて行動するよう気を付けてほしいです」と話しました。
長門市消防本部の田村予防課長は訓練を終えて「近年、ホテルなどでの火災は減少していますが、放火など設備や工夫ではどうしようもない火災も報道されています。地元の消防も協力を惜しみませんので、今日の訓練を活かし、お客様へのサービスも災害時の対応の両方を高めていってください」と述べ、火災対応のポイントなどについても話しました。