本文
8月19日(金曜日)、東深川の光浄寺で第14回平和の鐘を鳴らそうin長門が開催されました。
このイベントは、長門ユネスコ協会が主催で、世界平和への祈りと願いを込めてお寺の鐘を鳴らすことで、平和を願う心を共鳴させ、地域や社会に向けて平和の文化を配信することを目的としています。
会場は市内各地のお寺を周り、毎年開催されており、今回は、新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、コンサートなどの催しを中止し参加者を関係者のみとするなど規模を縮小し開催することになりました。
はじめに、長門ユネスコ協会の村田勇吉会長が「今日は平和を祈って鐘をついていただければと思います」とあいさつ。
参加者を代表して岡村節子さんが「わたしの平和宣言」を読み上げたあと、長門ユネスコ協会の役員ら参加者約10人が鐘撞きを行いました。
今回の会場となった光浄寺の住職 小内良文さんは「今日はこうしてお集まりいただいた皆様のご縁をいただきました。鐘をつくこと自体には戦争をやめさせたりする力はありません。しかし、平和を願う心を人々に思い起こさせる力はきっとあると思います。今日は、鐘をついていただき、皆様一人ひとりの心に平和を祈る気持ちを思い起こしていただいて、それが広がっていくことを願っています」と話しました。
まだ明るい夏の夕方、世界の平和を願って鳴らされた鐘の音が、地域に響き渡りました。