本文
7月31日(日)、通地区大越の浜で、令和4年度通小学校海の子遠泳大会が開催されました。
この遠泳大会は、自己の泳力にあった距離を泳ぐことにより忍耐力を養うとともに、遠泳後の達成感・成就感を持てるようにすることなどを目的に毎年行われています。
開会式では、2年生の2人が「わたしたちの頑張る姿をぜひみてください。応援よろしくお願いします」と元気に意気込みを発表しました。
5つのコースの中から児童により、Aコース(1600m)、Cコース(400m)、ホップコース(100m)、チャレンジコース(50m)の4つが選択されました。
この日は、風がつよく波が普段より高い海となり、コースが例年と変更され実施されました。
保護者や地域の協力による3隻の監視船、コース上を囲むようにして泳ぐ伴泳者に見守られる中、スタート。
児童は自分の実力を出し切るよう懸命に泳いでいました。
Aコースを泳いだ6年生児童は、「今年6年生で最後の年なので泳ぎ切れてよかったです。遠泳大会には、みんなと頑張ろうねと応援しあったり泳ぎ方を教えあったりして、頑張りました。この経験を、勉強でも活かしてこれからも頑張っていきたいです。」「泳ぎ切れてよかったです。後輩たちもこれからこの遠泳大会を頑張ってほしいです」と感想を話しました。
閉会式では、通小学校の前田校長が「波や風がある中、一生懸命泳ぎ切ってくれました。この遠泳大会は、最低限の泳力を身に着け、海の周りの子どもたちを事故から救う目的で始まりました。海は仲間であり友だちでもあるけど、ひとつ間違えるととても怖いところです。今日は保護者や地域の皆さんが見守ってくれていました。泳ぎ切ったからといって大丈夫とは思わず、海の大変さを覚えていてほしいです。よく頑張りました」とあいさつ。
児童を代表して6年山下さんは「無事に泳ぎきることができてよかったです。サポートしてくれたみなさんありがとうございました」と話しました。
最後に、児童全員が、お世話になった保護者や地域の皆さん、そして通の海に「ありがとうございました」と元気よくあいさつし、遠泳大会は終了しました。