３年ぶりのプール開き～俵山七重川河川プールで安全祈願祭が開催～

７月２０日（水曜日）、俵山七重川河川プールで、開設期間中の無事を祈願する「安全祈願祭」が行われました。

七重川に流れ込む山の谷川の水を引いて、俵山産の竹炭でろ過した水が使われているこの河川プール。広さ25m×9mで水深1mの大人用プールと、お猿の形の水深0.3mの幼児用プール（すべり台付き）が設置されています。

新型コロナウイルス感染症の影響で昨年までの２年間、開設できていませんでしたが、更衣室の利用を中止するなどの感染防止対策を講じ、今年は３年ぶりに開設することとなりました。

開設前日のこの日、俵山七段の滝河川プール管理委員会や俵山地区の住民、関係団体、行政関係者など約３０人が安全祈願祭に出席しました。

俵山八幡宮の宮原哲二宮司によって神事が行われた後、来賓として出席した江原市長は「河川プールが３年ぶりに開設ということで、夏の風物詩が戻ってきたことに喜びを感じています。バイパスの開通や駐車場の整備により、これまで以上に多くの方にお越しいただけるものと思います。安全と発展を祈念しております」とあいさつ。

俵山七段の滝河川プール管理委員会の岡林則孝会長は「新型コロナウイルス感染症の影響の前は、40周年を迎える河川プールで何か催しができないかと考えていましたが、残念なことにこの２年間、開設できませんでした。３年ぶりの開設となり、皆さんには安全にこの河川プールを楽しんでいただきたいです。開設にあたり、草刈りや清掃にご協力いただく地元の皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。今後もご協力をよろしくお願いいたします」と述べました。

この後、俵山幼児園の園児と俵山小学校の児童がプールを訪れ、アユのつかみ取りや魚釣りゲームを楽しみました。また、NPO法人ゆうゆうグリーン俵山による特製ゆずきちかき氷が振舞われました。

俵山小学校６年の福田莉緒さんは「久しぶりに河川プールに入ったけど、懐かしくて楽しいです。夏休みは毎日来て泳ぎの練習をしたいです。山や川の水が使われている自然のプールなので、きれいで、泳いでいて気持ちいいです」と話しました。

俵山七重川河川プールの利用期間は、7月21日（木曜日）から8月28日（日曜日）まで、時間は10時から16時までとなっています。駐車場は約50台分設けられており、駐車料金やプールの利用料は無料です。
※今年は、３密を防ぐため、更衣室の利用を中止しています