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7月15日(金曜日)、小河内公園グラウンドで第1回山口県農業ドローン展が開催されました。
この展示会は山口県産業ドローン協会が主催し、長門市が後援を行うもので、スマート農業の発展を促進することを目的に開催。農業用ドローンの展示とデモフライトが行われ、農業関係者らが参加しました。
展示とデモフライトを行ったのは、株式会社オーシャンテック、三笠産業株式会社、株式会社石川エナジーリサーチの3社で、それぞれの担当者がドローンの機能や操作などの説明を行いました。
参加した農業者からは「前から農業用ドローンが気になっていました。高齢になり体調も心配になってきたので、今日見学したドローンは中々良いと思います。導入を検討してみたいです」との声がありました。
会場の様子を視察した江原市長は「市ではスマート農業を推進しています。最新のドローンはすべて自動運転で動き、一度のプログラミングで同じほ場で何度も利用できるとききます。今回、3社のドローンのデモンストレーションが行われていますが、農業者の皆さんに実際に見ていただいて農業に活かしていただきたいと思っています」と話しました。
以前は、ドローンを操縦するオペレーターの育成が課題となっていましたが、最新のドローンは自動化がすすみ、自動運転で動くので、省力化・効率化による「人手不足解消」「生産性向上」が期待できます。
説明では、水稲で人力だと1反1時間かかる農薬散布がドローンだと1分、果樹で10反を4日かけて農薬散布していたところはドローンは1日で作業ができた、とのことです。
市では8月から、IoTなどの先端技術を活用した農作業の効率化や農業の生産性向上の取組に対して補助金の申請受付を行う予定です。詳しくは8月1日に発行予定の広報「知っちょこ」8月号をご確認ください。