本文
7月6日(水曜日)、これから旬を迎える長門市の伝統野菜「白オクラ」の初出荷に向けて、JA山口県なす選果場で目合わせ会が開催されました。
目合わせ会には白オクラの生産者や関係者が参加し、収穫時期や出荷方法、出荷規格などについて確認が行われました。
長門白オクラ部会長の秋本敏明さんは、「今年は梅雨明けも早く、花から実になって、実りの多い年になると思います。新たに部会員を1名迎えましたが、これからよろしくお願いいたします。また、白オクラは一般的なオクラと比べて3倍の粘りがあり、シャキシャキとした食感が特徴です。もちろん火を通すことなく生で食べることもできます。輪切りにしてそのまま食べてもいいし、すりおろしてトロトロの状態でごはんにかけても美味しいと思います。ぜひ多くの方に食べてほしいです」と話しました。
その後、長門農林水産事務所から病害虫や大雨・少雨の対策について話があり、集まった農家の皆さんはこれからの出荷シーズンに備えて質問や意見交換を行いました。
また、ながと物産合同会社の村田さんは「白オクラはスーパーや関東のレストランなどに販売しています。ブランドを高めるためにも、良いものを取引先に出していきたいと思いますので皆様のご協力をよろしくお願いします」とあいさつしました。
白オクラは約60年前海外から持ち帰られたとされ、普通のオクラより粘りが強く、アクも少なく、表皮が淡緑色で柔らかです。大きくても固くなく、生のままで食べることも可能です。食感はシャキシャキしており、種のプチプチ感も醍醐味です。
白オクラの出荷は今月12日を予定しています。
白オクラは、過去にテレビ番組で取り上げられたこともあり、その様子がブログなどで公開されています。
▼満点☆青空レストランウェブサイト
https://www.ntv.co.jp/aozora/location/2018/09/post-272.html<外部リンク>