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7月4日(月曜日)、下関市の渚の交番島戸において、下関市・美祢市・長門市アウトドアツーリズム広域協議会の第2回総会が開催されました。この広域協議会は、これまでの旅行形態に加え、新たな付加価値としてアウトドアスポーツに着目し、市境を超えた豊富な自然資源を活かし、広域連携によるアウトドアスポーツを通じた着地型観光メニューを提供することで、滞在時間の延長や交流人口の拡大の実現に向けて3市により設立されたものです。
第2回総会には3市の市長、来賓の竹山史朗さん(ジャパンエコトラック推進協議会事務局長、株式会社モンベル常務取締役広報本部長)、観光関係者などが出席。総会の開催に際し、会長を務める江原市長が、「ちょうど1年前のこの時期に3市でアウトドアツーリズムの広域協議会を設立しました。『下関、美祢、長門エリア』が全国29番目、山口県初となるジャパンエコトラックに新規登録されることとなりました。ジャパンエコトラック登録をゴールではなくスタートとして、多くの人に北西部の雄大な自然を体感してもらうとともに、3市を回遊していただき、滞在時間の延長、宿泊に結び付けていけたらと思っています」とあいさつしました。
総会では令和3年度の事業実施報告と収支決算、令和4年度の事業計画(案)と収支予算(案)について審議され、賛成多数で可決されました。総会終了後、NPO法人コバルトブルー下関ライフセービングクラブの新名代表による講演や渚の交番やゲストハウス設備を視察。また、地元のコーヒーやトウモロコシを堪能しながら意見交換が行われました。