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6月24日(金曜日)、長門市しごとセンターで観光地経営データ活用モデル事業「データ分析セミナー」が開催されました。
これは、一般社団法人山口県観光連盟(やまぐちDMO)が主催で、データ分析・活用スキルを高め、マーケティングによりより良い観光地にしていくために実施するものです。観光地経営のDX(デジタル・トランスフォーメーション)モデル形成に向けて、長門市と美祢市が選定され、このたびスタートアップのセミナーが開催されました。
セミナーには長門市・美祢市の市職員や観光団体の職員など関係者16人が参加。
はじめに、主催の山口県観光連盟を代表してDMO推進部長の末成哲也さんが「観光地経営では、マーケティングの手法がとても重要です。マーケティングを行うためには、客観的なデータを分析して正しく現状を把握することが必要となります。このセミナーでソフトウェアの使い方を通じて分析の方法をしっかり学んでいただければと思います」とあいさつ。
講師に株式会社ソントレーゾ DX推進事業部長 中村亮太さんを迎え、データ分析の必要性や、データの種類や加工の方法、データを可視化して分析できるソフトウェア「Microsoft PowerBI」の使い方などの講義があり、参加者は観光データの分析について理解を深めました。
今回のデータ分析セミナーのほか、今後は各市で実際にデータ分析を行い、ワークショップなどを実施する予定です。