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6月24日(金曜日)、JA山口県長門統括本部日置野菜集出荷場で長門市日置の特産品「日置すいか」の出荷目慣らし会が行われました。
日置すいかは、元水田などを活用してスイカの株をじっくり育て、1株あたりの実の数を抑えることで大玉となり、糖度が11度以上で甘みが強いのが特徴です。
この出荷目慣らし会は、日置すいか生産出荷部会の会員9者(5個人・4法人)が持ち寄ったスイカの糖度と品質の検査を行い、甘くて食べごろのスイカをお客さんにお届けするために出荷開始日を決定するために開催。
持ち寄られたスイカをまずは実の熟れ具合を叩いて確かめ、その後、身を割って糖度を測りました。
どのスイカも糖度11度以上で等級が2以上のスイカであることが確認され、 今年の出荷開始日は6月27日(月曜日)に決定しました。
確認後、日置すいか生産出荷部会 部会長の大町一吉さんは「例年通り、美味しいスイカであることが確認できました。この目慣らし会は品評会ではなく、初出荷日を決めるために実施するものですが、それでも安心しました。今年は水やりに苦労することがありましたが、着果率が良く、こういう年は無駄が無くなり品質が良くなる傾向があります。日置すいかは冷やしても常温でも美味しいのでぜひ皆さんに味わっていただきたいです」と今年の出来を総評。
日置すいかを楽しめる時期がもうすぐやってきます。