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6月16日(木曜日)、長門市役所で山口県産バラの需要拡大を促進することを目的として、市長へバラの花束の贈呈とフラワーアレンジメントの展示が行われました。
市役所を訪問したのは、山口県花卉(かき)園芸組合連合会バラ部会の会員で、俵山でバラを生産している藤野史(ふじのたかし)さんと、フラワーデザイナー(Fluer縁)の末永有紀さん。
江原市長のもとを訪れ、バラの花束を贈呈しました。
江原市長は花束を受け、「ありがとうございます。こうして花束を手にとると、うるおいや安らぎを感じます。このバラのように、市内に立派な花卉を育てられる方がいらっしゃるので、市でも需要拡大や生産の振興に取り組み、長門の花のすばらしさをPRしていきたいと思います」と述べました。
藤野バラ園の藤野さんは「丹精込めて育てているバラを、こういう機会を得て、多くの人に見てもらえるのをうれしく思います。先日、県知事にも花束を渡しましたが、自分が住んでいる長門の人にも、もっと知ってほしいです。普段、生花に親しんでいる人たちばかりではないと思うので、フラワーアレンジメントや花束を観賞するときは、難しく考えず、きれいだなと感じてほしいと思います」と話しました。
今回の花束とフラワーアレンジメントには全部で7種類のバラが使用されています。
父の日にバラを贈るのはアメリカが発祥とされており、黄色いバラを贈る習慣は世界で広がっています。(諸説あります)
フラワーアレンジメントを行った末永さんは「お花を受け取ると嬉しい気持ちになるのは女性も男性も変わりません。父の日をきっかけに、長門で生産されたバラや花を知っていただきたいです。私たちは仕事柄、お花をプレゼントする場面に接することが多く、喜んでお花を受け取る姿や笑顔を見ると、生産者の皆さんにも見せてあげたいといつも思っています。消費者と生産者とつなぐ役割を担っていきたいです」と話しました。