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~3年ぶりの開催で美しい海岸を取り戻す~日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃

ページID:0040423 更新日:2022年5月22日更新 印刷ページ表示
3年ぶりの開催となった日韓海峡海岸清掃

3年ぶりの開催となった日韓海峡海岸清掃
村岡知事が「気持ち良く汗を流して海岸を綺麗にしましょう」とあいさつ
江原市長が「大浦海岸は自然や海産物が豊かな美しい海岸」と説明
村岡知事も参加者と一緒に清掃に参加
江原市長も参加者とともに海岸を綺麗に清掃した

  5月22日(日曜日)、日韓8県市道による共同交流事業の一環として行う「日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃」が長門市油谷の大浦海岸で開催され、漁協関係者や地元自治会、県・市職員、関係団体の関係者などボランティア350人が参加しました。

 開会式では山口県の村岡嗣政知事が、「日韓海峡海岸清掃の活動は平成22年から続いていましたが、新型コロナウイルスの影響もあり、3年ぶりの開催となります。多くの方のご協力により、開催できたことを嬉しく思っています。今回は株式会社丸久さんをはじめとする企業と官民連携を行い、回収した海洋プラスチックごみを買い物かごに生まれ変わらせる取組『アップサイクル事業』に協力します。全員で気持ちよく汗を流して、海岸を綺麗にしましょう」とあいさつ。

 続いて江原市長が、「3年ぶりとなる日韓海峡海岸清掃のスタート清掃を長門市で開催することができ、地元の市長として大変嬉しく思っています。大浦海岸は北長門海岸国定公園に面しており、自然や海産物が豊かな美しい海岸です。しかし、近年多くの漂着ごみが押し寄せています。美しい海岸を取り戻すためにも全員で協力して海岸清掃を行いましょう」と話しました。

 開会式の後、参加者は海岸に漂着したペットボトルや漁網、発泡スチロールなどのごみを拾い、燃えるゴミと燃えないゴミに分別して集積ポイントまで運びました。この日回収されたごみは2,020kg(可燃ごみ1,880kg、不燃ごみ140kg)でした。

 「日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃」は日韓8県市道(山口県、福岡県、佐賀県、長崎県および釜山広域市、全羅南道、慶尚南道、済洲特別自治道)の取り組みとして、<統一スローガン>「みんなで守ろう 日韓海峡の未来へつなぐ 美しい海」のもと、今日をスタート清掃と位置づけ、7月まで行われます。