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大津緑洋高校が中国高等学校ラグビーフットボール大会山口県予選会で優勝

ページID:0040039 更新日:2022年4月24日更新 印刷ページ表示
前半13分、モールで押し込み同点のトライ

前半13分、モールで押し込み同点のトライ
前半20分、モールから出たボールを繋いで勝ち越しのトライ
後半4分、高川ボールのスクラムからボールを奪って再び勝ち越しのトライ
後半13分、増田選手が相手のディフェンスをかわし、この日2本目のトライ
賞状を受け取る増田琉斗選手

 4月24日(日曜日)、ヤマネスタジアム俵山で行われた第65回中国高等学校ラグビーフットボール大会山口県予選会で大津緑洋高校が高川学園高校に31-14で勝利を収め、優勝を決めました。

 試合は開始直後に高川学園がトライとゴールキックで7点を先制。前半13分と20分に大津緑洋高校も負けじとモールから2本のトライ押し込み、逆転に成功します。前半終了間際の27分、高川学園に同点となるトライを許してしまい、14-14で前半を折り返します。

 後半になると各ポジションのリーダーを中心にプレーを修正。後半3分に高川学園ボールのスクラムからボールを奪い、トライを決めて勝ち越すと、その後も2本のトライを決めるなど、31-14で勝利を収めました。

 試合終盤、足の怪我から復帰し、久しぶりに試合に出場したキャプテンの林万一心選手は、「序盤にディフェンスのミスで先制されてしまい、苦しい試合展開になりましたが、モールやスクラムなどでフォワードが踏ん張ってくれました。フォワードの弱さが課題だったので、練習の成果を出せたと思います。怪我をしている間はずっと外から試合を見ていましたが、グラウンドの中から見る試合の景色はキラキラと輝いて見えました」と試合を振り返り、久しぶりの試合出場を喜びました。

 ゲームキャプテンを務め、2本のトライを決める活躍をした増田琉斗選手は、「前回は試合中に修正することができなかったが、今回は相手に合わせたディフェンスやメンタルの部分を修正して得点につなげることができた。中国大会では全国レベルの相手に自分たちの力がどれだけ通用するか試したいです」と中国大会に向けての意気込みを語りました。

 大津緑洋高校の中野泰幸監督は、「試合序盤にいきなり先制を許し、選手たちが固くなっていたと思います。全体的に見れば力不足が分かった試合だったので、ビデオを見てしっかりと課題を検証したいです。5月の中国大会では広島県の1位のチームと対戦するので、しっかり勝利して石見智翠館高校、倉敷高校と試合ができるように練習していきたい」と話しました。

 中国大会は5月14日、15日に島根県で開催予定で、大津緑洋高校は広島県代表の1位チームと対戦します。