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3月25日(金曜日)、長門市役所で「つなぐ棚田遺産(ポスト棚田百選)」認定の市長報告会が開催されました。
「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」は、令和元年に棚田地域振興法が施行されたこと受け、「日本の棚田百選(平成11年認定)」に続く全国の優良な棚田を農林水産大臣が改めて認定する取り組みです。2月15日に全国271の棚田が選定され、県内8カ所、そのうち長門市から2つの棚田が選ばれました。
報告会では江原市長が、「つなぐ棚田遺産の認定、おめでとうございます。みなさんの棚田を守るというこれまでの努力と成果が国に認められたことを大変嬉しく誇りに思います。これまで以上に故郷の原風景である棚田を守り、棚田を中核に地域の活性化に努めていただきたいと思っております」とお祝いの言葉を述べました。
NPO法人ゆや棚田景観保存会の和田一正さんは、「今回つなぐ棚田遺産に認定されたことは大変うれしく思いますし、今後の活動の励みにもなります。農地の面積を拡大し、収穫量を増やすとともに、観光客の方が立ち寄る写真映えするスポットとして引き続き景観の整備も行っていきたいです」と話し、本郷集落協定の大汐光晴さんは、「地域の方々と団体のみなさまの力添えもあって認定をいただいたと思っています。今回の認定をきっかけに地域の人とも携わりながら、今の活動と新しい取り組みを進めていきたいです」と認定を受けたことに対する喜びと今後の意気込みについて語りました。