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大津緑洋高校英語部の生徒が商品開発したハンバーガーを販売

ページID:0039502 更新日:2022年3月21日更新 印刷ページ表示
道の駅センザキッチンを訪れた人に声をかけ、商品のコンセプトを説明した

道の駅センザキッチンを訪れた人に声をかけ、商品のコンセプトを説明した
用意された50個はあっという間に完売
市内企業の村岡湖月堂が開発に協力した
肉が入っていないのにとてもジューシーと笑顔がこぼれる
英語部らしく英語のレシピを配布(裏面に日本語のレシピも記載)

3月21日(月曜日)、道の駅センザキッチンにおいて、大津緑洋高校英語部の生徒が地元企業と協力して開発したハンバーガーの販売があり、英語部生徒約20人が参加しました。

食品ロスが社会問題となっているなか、英語部の生徒はふだん捨てられる食材を使って新しいものが開発できないだろうかと考え、子どもから大人まで親しまれているハンバーガーを作ってみてはと思いつき、昨年の夏から研究を始めました。

食品ロスがなくエシカルで、世界中の誰もが食べられるものであり、かつおいしくて自分たちが欲しいものを商品のコンセプトとし、長門市役所の消費生活センターを訪問したり、民間企業の協力を得ながら試作を重ね、人参の皮やシイタケの軸などふだん捨てられてしまう野菜の部分を活用し、木綿豆腐やひじきを加えた「まるっと!べじもりバーガー」を開発しました。

英語部の生徒は、道の駅センザキッチンを訪れたお客さんに、商品のコンセプトや特徴をアピールすると飛ぶように売れ、販売用に用意された50個のハンバーガーはわずか20分あまりで完売しました。

英語部生徒の中学時代の同級生も駆けつけ、「豆腐ハンバーグにマヨネーズとレタスのやわらかい食感がよく合っていて、子どもでも食べやすいと思います。とてもおいしいです」と絶賛していました。

ハンバーガー考案メンバーのひとりである2年生の松井美奈さんは、「たくさんの人に来ていただいてうれしかったです。ずっと準備をしてきたことが形になって感動しました。部員や先生、地域の方々のおかげでたいへん感謝しています。配布したレシピが家庭でも広がり、食品ロスの軽減につながればと思います」と販売への喜びを語りました。

世界では生産されている食品の3分の1が捨てられているとの報告もあり、大津緑洋高校英語部は、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」に貢献できるよう取組を進めています。