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長門市に住む外国人がいちご狩りを体験

ページID:0039492 更新日:2022年3月19日更新 印刷ページ表示
いちごを手に持ち、喜ぶ参加者

いちごを手に持ち、喜ぶ参加者
「HEKIおひさまファームくるる」の中野雄也さん(右端)からいちごの説明を受ける
いちごをたくさん食べることができて子どもたちからも笑顔があふれる
スマートフォンで写真を撮影する姿も多くみられた
親子での参加も多く、地域との交流で休日を楽しんだ

3月19日(土曜日)、日置の「HEKIおひさまファームくるる」のいちごハウスで長門市に住む外国人がいちご狩りを体験しました。

このいちご狩りは、定住外国人への日本語講座や生活支援を行う「ながと日本語クラブ」が主催して行われ、ベトナムや中国、カナダ出身の外国人17人が参加しました。

「HEKIおひさまファームくるる」は、2015年に中野雄也さんが設立し、「さちのか」「かおりの」「紅ほっぺ」などのいちごを栽培しています。中野さんは昨年から減農薬に挑戦し、今年は県内でも例のない農薬を使用しないいちご栽培を成功させました。

はじめに中野さんから会社員から農業へ転身し、「HEKIおひさまファームくるる」を設立するまでの経緯や、いちごの種類について説明がありました。説明の後には、参加者はさっそくいちごを摘んで品種や大きさごとの味を食べ比べていました。

無農薬であるため、洗わなくてもそのまま食べられることが特徴で、参加者は新鮮ないちごの味に舌鼓を打ち、多い人ではひとりで30個食べたと楽しそうに話す参加者もいました。

カナダ出身で美祢市の中学校で英語を教えているALTのショーンさんは「カナダにもいちごはあるが、日本のいちごは小ぶりで甘くてとてもおいしい。いちご狩りは初めての体験でした」と話しました。

ながと日本語クラブ代表の財満俊夫さんは、「日頃、クラブで勉強している日本語を使う場として地域の人との交流行事を企画しました。地域の人との交流により長門市の良さを知ってほしいという思いに加え、長門市には約400人の外国人が住んでいるので、地域の人にも身近に外国人がいることを知ってもらい、受け入れやすい土台を作っていければと思います」と話しました。

ながと日本語クラブの外国人は3月27日に、着物を着て長門湯本温泉を散策する着物文化体験を行う予定です。