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トンガ王国火山噴火および津波災害に対する義援金を駐日トンガ王国全権大使に贈呈

ページID:0039432 更新日:2022年3月14日更新 印刷ページ表示
トンガ王国のテヴィタ・スカ・マンギシ駐日トンガ王国全権大使(左)に市長メッセージと目録を贈呈

トンガ王国のテヴィタ・スカ・マンギシ駐日トンガ王国全権大使(左)に市長メッセージと目録を贈呈
2016年からラグビーや海洋資源などで長門市とトンガ王国とは交流を続けている

3月14日(月曜日)、東京都の山口県東京事務所において、長門市から駐日トンガ大使館に対し、火山噴火および津波災害に対する義援金の贈呈が行われました。

山口県東京事務所に駐在している本市職員が、テヴィタ・スカ・マンギシ駐日トンガ王国全権大使に市長メッセージと目録を渡しました。贈呈金額は50万円です。

市長メッセージと目録を受け取ったテヴィタ・スカ・マンギシ駐日トンガ王国全権大使は、
「義援金の贈呈について、トンガ王国政府・トンガ国民を代表して、深く感謝を申し上げます。2025年までに、以前よりもさらにより良くなるように復興していきたいと考えています。
トンガ国民は、台風・ハリケーンなどについては経験がありますが、今回の火山噴火はこれまで経験がなく、メンタルにも悪影響を及ぼしており、復興にあたっては、国民のメンタルにも十分配慮して取り組む必要があると考えています。
長門市とトンガは2016年から関係があり、今後もスポーツのみならずさまざまな面で交流及びプロジェクトに取り組んでいきたいです。最後に日本人と同じようにトンガ国民も辛抱強いので、さまざまな困難を乗り越えていくと信じています。復興に向けて、今回の義援金を役立たせていただきます。コロナが落ち着いたら、長門市・山口県へ訪問できることを心待ちにしています。」と話しました。

江原市長からのメッセージは次のとおりです。

この度の、トンガ沖の大規模噴火により被害に遭われた皆さまに謹んでお見舞い申し上げます。現地の皆さまのご無事と、一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
長門市は以前、トンガ王国を相手国として、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会におけるホストタウンとして登録しておりました。
それがきっかけで、平成28年8月のタニア駐日トンガ王国大使館特命全権大使による長門市表敬訪問をはじめ、令和元年8月には同国出身でラグビー元日本代表、ラトゥ ウィリアム志南利氏参加によるラグビーワールドカップ2019大会50日前イベントの開催、令和元年12月には「海洋資源」をテーマにした交流目的でトンガ在住大学生が大津緑洋高等学校水産校舎を訪問、さらには令和2年2月の駐トンガ日本大使館の石井特命全権大使による日置小学校、神田小学校児童を対象とした講演会等、これまで市民の方を対象とした多くのホストタウン交流事業を行ってまいりました。
このほか、平成30年8月には市内小中学校における外国語指導助手としてトンガ出身のタリシアさんが赴任、現在に至っております。
今回の義援金送金につきましては、このような多くの交流実績はもちろん、「One for All ,All for One」というラグビー精神の如く、互いが互いを助け合うこと、特につながりのある相手が困った際に行動を起こすことは当然という考えに基づいたものです。
被災地の復興と被災者の救援にお役立ていただけることを心から祈念いたします。