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仙崎海上保安部と包括連携協定を締結

ページID:0039404 更新日:2022年3月11日更新 印刷ページ表示
海上保安部と自治体との協定締結は県内では初となる

海上保安部と自治体との協定締結は県内では初となる
昨年、市内の2団体が第7管区海上保安本部からマリンアクティビティ安全推進団体に認定された
仙崎港に停泊する海上保安部の巡視船

3月11日(金曜日)、市役所会議室において仙崎海上保安部との包括連携協定締結式が行われました。

市では昨年、下関市、美祢市とアウトドアツーリズム広域協議会を設立し、アウトドアスポーツに着目した、広域連携による着地型観光メニューを提供することで、滞在時間の延長や交流人口の拡大に向けた取組を進めています。それにより、マリンレジャーを楽しむ人が増加することが見込まれることから、連携を強化することにより、安全で安心して楽しんでもらえるための環境づくりや安全思想の普及啓発を目的に包括連携を行うことになったものです。

締結式で江原達也市長は「近年、自然豊かなフィールドを舞台としたシーカヤックやSUPなどのマリンアクティビティが盛んとなり、本市においてもアウトドアツーリズムの推進による地域活性化に取り組んでいるところですが、一方で利用する市民や愛好者の安全安心対策に自治体として取り組む必要があります。本包括連携により、防災や災害対応の更なる連携、子どもたちへの海洋教育などに取り組んでいきたいと考えています」とあいさつしました。

また、仙崎海上保安部の荒木正一郎部長は「地域の皆さんの安全を守ることは海上保安庁創設期からの基幹業務であり、市役所に寄せられる地域からの要望に対し、協定に基づいて海上保安業務の知識などをどのようにすれば長門市民に役立ててもらえるのかを長門市職員とともに知恵を絞り、具体的な連携内容を企画していきたいです」とあいさつしました。

今後は、マリンスポーツを安全安心に楽しめる環境づくりだけでなく、SDGsのゴールのひとつである「海の豊かさを守ろう」の視点に沿った教育プログラムの提供などの実施も検討していきます。

包括連携協定による取組事項は次のとおりです。

1 マリンアクティビティや観光の振興に関すること
2 人命救助についての連携強化など安全安心施策の推進に関すること
3 青少年育成にかかる社会学習や海の環境保全などの理解促進に関すること