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2月21日(月曜日)、通地区において通小学校児童による啓発ポスターのお披露目会が行われ、全校児童15人や教員、地域の人などが出席しました。
通地区には市外からも多くの釣り客が訪れにぎわっていますが、一部にマナーが悪く、ごみをポイ捨てやトイレでない場所で用を足す人がいるなどの問題が後を絶たず、地域の人が困っているという現状がありました。
そこで、青少年育成市民会議通支部が通小学校児童に対し、釣り客に対してマナーについて気を付けてほしいと啓発するためのポスターの制作を依頼しました。
児童が画用紙に描いたポスターは、関連業者に依頼して看板として制作し、計5枚の看板を通地区の護岸に設置することになったものです。
お披露目会では、青少年育成市民会議通支部の河村和明会長が、「一部のマナーの悪い釣り客に悩まされていましたが、小学生の皆さんにポスターの制作をお願いしたところ、素晴らしい作品をありがとうございました。一定の効果があればと期待しています。これから暖かくなると家族連れの釣り客が増えてきますが、マナーを守って釣りを楽しんでほしいです。」とあいさつをしました。
また、通自治会長会の大野芳継会長は「通地区はみなさんがいつも大きな声であいさつをしてくれて気持ちがいいです。また、仙崎湾や日本海に囲まれた自然豊かな美しい地区です。多くの人が家族や仲間と釣りで楽しい時間をすごしておられますが、一部にマナーの悪い人がおられ、とても残念です。みなさんのきれいにしようよという思いが伝わり、マナー改善につながればと思います。」とあいさつしました。
通小学校6年生の村田晴規さんが「海がきれいになるようにという思いを込めて描きました。看板の設置により、通が自然豊かできれいになってほしいと思います。ごみは必ず持ちかえってもらい、通の海からごみがなくなってほしいと願っています」と児童を代表してあいさつしました。
通小学校の児童は、式典終了後に看板を設置した5カ所を順番に散策し、記念写真を撮影していました。