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2月17日(木曜日)、長門高等学校で「租税教室」が開催され、商業科の2年生63人が参加しました。
この租税教室は、毎年市内の小学生・中学生・高校生を対象に、次代を担う児童・生徒が租税の意義や役割を理解し、国や社会の在り方を主体的に考え、正しい知識を学んでもらうことを目的に、長門税務署が主催したものです。この日は、長門税務署の熊本正道署長が講師を務めました。
まずは身近な暮らしの中でどのように税金が使われているのかを学び、税金とは何か、なぜ必要なのかについて学習しました。その後、タブレットを用いて「自分がアルバイトを行っていたら」という設定で、確定申告書作成の模擬体験を行いました。生徒は慣れない作業に苦戦するも、先生の指示に沿って確定申告書を作成して理解を深めました。
租税教室に参加した生徒は、「税金を払うことの大切さがわかりました。確定申告書の作成は先生と一緒にやってみると意外と簡単に感じました。自分でもやってみたいです」と感想を話しました。
講師を務めた長門税務署の熊本署長は、「生徒たちはタブレットに慣れているからか、簡単に申告書を作成していたのが印象的でした。コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ご自宅での確定申告を推奨しています。スマートフォンとマイナンバーカードを使って簡単に申告ができますので、市民のみなさんにもぜひ活用していただきたいです」と話しました。