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2月9日(水曜日)、長門市消防本部で30m級先端屈折式はしご付消防自動車の配備式が行われました。これは、中央消防署に配備されているはしご付消防自動車が配備から23年経過し、老朽化していることから令和3年度事業により更新配備するものです。
配備式の開催に際し、江原市長が「市民の命と生活を守るため、令和3年度事業により新しくはしご付消防自動車を配備することとなりました。長門市にはマンションやホテルなど高層の建物がいくつか存在します。最先端の機能を活用し、救助活動や火災鎮火に役立てていただきたいと思っています」とあいさつ。続いて南野市議会議長が「今回の消防自動車配備は市民の命を守ることに直結するもので、我々にとっても非常に心強いです。有効的に利活用し、市民の命、財産を守っていただきたいと思っています」とあいさつしました。
車両の主な特徴として「先端屈折式」となっており、従来の直伸式では救助が困難だった、フェンスが設置された屋上などの高低差がある場所に接近しての救助・救出活動が可能となります。また、はしごの揺れを検知して打ち消す制御を行う「制振制御装置」などの機能が搭載されており、安全・確実・迅速な救助活動に活用することが期待されます。
○車両
シャシ 日野自動車
乗車定員 6人
総排気量 8,860cc
全長 約10.59m
全幅 約2.49m
全高 約3.60m
○特徴
先端屈折式
制振制御装置
垂直・水平移動操作機能
メモリーコントロール機能
はしご自動収納