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就労継続支援施設「友愛センター」の移転に伴う開所式が開催

ページID:0038564 更新日:2022年1月8日更新 印刷ページ表示
手をつなぐ親の会福田理事長のあいさつ

手をつなぐ親の会福田理事長のあいさつ
江原市長がお祝いのことばを贈った
友愛センターは油谷の中心部で駅にも近く、利用者が通所しやすい環境にある
手をつなぐ親の会の活動は25年に及び、平成18年にNPO法人化した
利用者は清掃や組み立てなどの作業を通して技術や社会性の習得に努めている

1月8日(土曜日)、NPO法人長門市手をつなぐ親の会事務局と就労継続支援B型「友愛センター」の旧萩山口信用金庫油谷支店への移転に伴う開所式が行われ、江原市長や南野議長などの来賓や関係者、利用者やその家族などが出席しました。

NPO法人長門市手をつなぐ親の会は、障害のある子を持つ親の会として、法律に基づいた障害福祉サービス事業を行っています。
友愛センターは平成9年に「長門市友愛センター」として開設され、平成20年に就労継続支援B「友愛センター」となりました。
友愛センターでは、知的障害のある人が清掃や箱の組み立て、きくらげの栽培などの作業を行い、一般就労や就労継続支援A型(より高度な作業を行う施設)に向けた生活や技術習得などを支援しており、現在24人が通所しています。

これまで油谷支所敷地内に事務所がありましたが、旧萩山口信用金庫油谷支店を改装の上移転したため、開所式が行われたものです。

NPO法人手をつなぐ親の会の福田理事長は「今回、市や国から助成をいただき、移転することになりました。みんなが安全安心に過ごせる施設としてこれから少しずつ規模を拡大し、障害のある子を抱える親が安心できるよう、将来は自由のあるグループホームを作っていけたらと思います。今後も地域のために頑張っていきたいです。」と今後に向けた意気込みを述べました。

来賓として出席した江原市長は、「友愛センターは就労継続支援B型事業所として、これまで着実な成果を上げてこられ、保護者にとって貴重な施設として運営されていることに感謝申しあげます。少子高齢化や長引く新型コロナウイルス感染症の影響で地域における生活課題は複雑、多様化しています。このような中、本市においては地域課題を我がことと捉え、市民相互の助け合いにより地域力を高め、地域共生社会を実現するため、ともに見守りお互い支えあいながら、安心安全に暮らせ、一人ひとりにやさしい福祉サービスが提供できるまちづくりに取り組んでいますので、引き続きご支援をお願いいたします。この地を新たな拠点として、現場の実践者として更なる充実した活動が進められることを期待しています」とあいさつしました。

最後に利用者の代表が「1月から新しい場所に移転しました。これからも作業を頑張ります」と元気よくあいさつしました。

施設の担当者によると、移転した移設はこれまでの施設と近いため、環境の変化が少なく利用者が戸惑わずにすむほか、天井が高く開放的な空間で作業できるということです。