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1月6日(木曜日)、長門おもちゃ美術館で来館者10万人達成を記念するセレモニーが開催されました。
長門おもちゃ美術館は平成30年4月7日に、長門市の木育推進拠点施設として、東京おもちゃ美術館、沖縄のやんばる森のおもちゃ美術館に次ぐ全国3番目のおもちゃ美術館としてオープンして以来、3年9カ月での来館者10万人達成となりました。
10万人目の来館者となったのは、広島市から観光で来られた長岡大知さんのご家族です。セレモニーで10万人目の来館を祝福するくす玉が割られると、江原市長から花束が贈呈されました。また、NPO法人人と木の岩本美枝理事長からは、記念品として木の鉄道おもちゃ「moku TRAIN」が手渡されました。
江原市長は、「長門おもちゃ美術館は、子どもたちに木のぬくもりを感じていただける施設です。NPO法人人と木のしっかりとしたコロナ対策による運営が10万人の達成に結びついたと考えており、たいへんうれしく思います。これからも子育て世代に選ばれるまちと林業の成長産業化に向けて取り組んでまいります。10万人目となった長岡さんには楽しんでいただき、また長門にお越しいただけばと思います」とあいさつをしました。
10万人目の来館者となった長岡さんは、「妻の実家が山口県なので休暇を利用して遊びに来ました。10万人目となってたいへん運が良いと感じました。木の温かみがすばらしい施設だと思います。子どもたちにたくさん遊ばせたいです」と喜びを語りました。
長門おもちゃ美術館の山本幸範館長は「思っていたより早い達成となりました。長門おもちゃ美術館は現在のところ、中国九州地方で唯一のおもちゃ美術館で、150種類を超える豊富なおもちゃと施設の魅力、ここにしかない木育遊覧船「弁天」により、リピーターが多いのが特徴です。今後も換気や入場人数制限などのコロナ対策をしっかり取りながら運営していきます」と話しました。
長門おもちゃ美術館は、令和3年度からNPO法人人と木が指定管理を受託しており、昨年4月から12月までの来館者数は約17,000人で、うち市外からの来館者が約85%となっています。市内の人の来館を促進するため、市高齢福祉課と連携したフレイル予防事業を実施したり、季節ごとに館内のおもちゃの一部を入れ替えるなどの取り組みを行っています。
また、記念品として贈呈された「moku TRAIN」は昨年12月に発売され、長門おもちゃ美術館とECサイト「仕合せの手紙」で好評発売中です。