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12月5日(日曜日)、ルネッサながとを会場に「ちびなが商店街をつくろう」が開催され、事前に予約した小学生約90人が参加しました。
「ちびなが商店街をつくろう」はルネッサながと内につくられた仮想商店街を舞台に、市内店舗の協力のもと、子どもたちが職業体験を通して、働くことの面白さや大切さを学び、地域を愛する心を育む目的で開催されています。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止、今年は事前に予約した小学生だけが参加できる方式での開催となりました。
子どもたちはあらかじめ希望した職業を体験、それぞれの店舗の指導者のもとで職業を体験しました。体験できる職種は、木工体験、webデザイン、羊毛フェルト、ネイリストなどさまざまで、子どもたちは本格的な職業体験を楽しんでいる様子でした。
木工体験に参加した深川小学校6年生の山田貫太さんは「トンカチが怖かったけど、釘をまっすぐ打つことができました。巣箱をきちんと作り上げることができて良かったです。大人になったときに経験が役に立つと思います。」と感想を話していました。
主催したちびなが商店街実行委員会の水津実行委員長は「コロナ禍のなかでも開催できてうれしいです。春から準備を進めてきたが、途中で試行錯誤もありよい経験になりました。各店舗1時間ずつの体験にはなりますが、将来に役立てることができるよう成長につなげてくれればと思います。」と述べました。
また清水副推進委員長は「今回は商工会議所青年部だけでなく、ながと大津商工会、長門青年会議所も実行委員会に加わり、お互いの団体が持つノウハウを学び、良い関係性を築くことができました。今後も連携して大きな事業へ広がればと思います」と話しました。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、例年行われていた飲食ブースの設置や高校生のジュニアリーダーズの参加は見送りとなりました。