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11月26日(金曜日)、令和3年度みすゞ児童作品コンクールの表彰式が開催され、大賞には感想文の部で西本悠希子さん、感想画の部で酒井梨兎さん、自由詩の部で西原悠布さん(すべて深川小学校6年生)が選ばれました。
このコンクールは、金子みすゞさんの詩を通して豊かな感性をより一層育むことを願い、市内の小学生を対象として毎年開催されています。感想文・感想画・自由詩の3部門で合わせて436点の応募があり、この日の表彰式では最優秀賞12点の受賞者が出席しました。各部門の最優秀の中から金子みすゞ記念館の矢崎節夫館長が1点ずつ大賞を選定し、金子みすゞ顕彰会の藤本サツエさんより大賞杯が贈られました。
主催である長門市教育委員会の伊藤充哉教育長から賞状が手渡され、協賛の長門ロータリークラブ 青村修次会長と長門商工会議所青年部 川崎典恵会長からトロフィーが贈られました。
伊藤教育長は「みすゞさんは多様性を認めることの重要性を作品で表現しています。小さな命や目に見えないものも大切だという考え方が皆さんの作品からも感じられ、のびのびと表現されています。みずゞさんのふるさとに育つ皆さんが、多様性に気付いていることを誇りに思います。」とあいさつしました。
大賞を受賞した3人にインタビューしたところ、感想文の部の 西本悠希子さんは「金子みすゞさんの人があまり見ないものに目を向けるやさしさが好きです。私も普段の生活にそのような視点を活かしていきたいです」、感想画の部の酒井梨兎さんは「受賞できてうれしいです。金子みすゞさんの作品は、人やものそれぞれのいろんな気持ちが表現されているところがすごいと思います。」、自由詩の部の西原悠布さんは「精霊船はおじいちゃんの地域の伝統で、初盆に海に流した精霊船が沖まで進んでいったことが印象に残っていて詩にしてみました。本当に起こったできごとを詩にしたので、次も何か特別なことがあれば詩を作ってみたいです。」と答えてくれました。
受賞作品名・受賞者は以下のとおりです。
≪大賞(各部門最優秀作品から1点)≫
≪最優秀賞(感想文)≫
≪最優秀賞(感想画)≫
≪最優秀賞(自由詩)≫