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11月21日(日曜日)、第101回全国高等学校ラグビーフットボール大会の山口県予選決勝戦がヤマネスタジアム俵山で開催。大津緑洋高等学校(長門)と萩商工高等学校(萩)が熱い戦いを繰り広げ、19-7で大津緑洋高校が勝利し、山口県予選大会で優勝し2年連続・31回目となる花園出場を決めました。
大津緑洋高校は今大会でシード校として出場し、11月14日の高川学園との試合には31-3で勝利し決勝進出。対する萩商工高校は11月7日に宇部高校と52-0、11月14日には昨年の決勝校である山口高校に31-0で勝利し、決勝まで勝ち上がりました。
会場では検温や消毒などの感染症対策が実施され、多くの観客が見守る中、13時40分にキックオフ。
前半、両チーム譲らない展開が続きます。開始16分、大津緑洋高校がパスをつなぎディフェンスを切り抜けトライを決めます。続いてトライも決め、14-0と先制しました。萩商工高校もトライ目前まで狭る気迫のプレー。しかし、大津緑洋高校が粘り強く守り抜き、大津緑洋高校が14-0と得点を抑えて前半が終了。
後半、開始1分で萩商工高校の切り込みによるトライが決まり、観客の応援にも力が入ります。両校激しい攻防が続き、後半19分に大津緑洋高校がトライ。大津緑洋高校が萩商工高校の攻撃をしっかりと止めて19-7でノーサイドとなりました。
試合終了後、報道陣からのインタビューで大津緑洋高校の牧野虎羽主将は「この日のために3年間努力してきたのでその努力が実ってよかったと思います。全国大会が決まったのはうれしいですが、僕たちの目標である花園ベスト16を達成するために、これから1か月間もっと努力してチーム力を全国レベルに上げていきたいです。」と意気込みを語りました。
大津緑洋高校の中野監督は「今日の試合は、萩商工高校さんの集中力の高いプレーに対して、厳しいゲームになりました。花園では県の代表として誇りをもって戦っていきたいと思います。全国レベルの厳しいタックルなどがあるとおもいますが、基本に忠実なプレーを目指したいです。」と話しました。
第101回全国高等学校ラグビーフットボール大会は、12月27日から大阪府東大阪市で開催予定です。