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日置婦人防火クラブが火災予防の啓発を実施

ページID:0037908 更新日:2021年11月9日更新 印刷ページ表示
消火栓ボックスに取り扱い方法を張り付ける中山会長

消火栓ボックスに取り扱い方法を張り付ける中山会長
はじめに消防署員から指導を受ける
消防署員と協力して張り付け作業を行った
日置婦人防火クラブは長門に残る唯一の婦人防火クラブ
イラスト入りでわかりやすく作成してあり、火災の際には消火栓を正しく使ってほしいと呼びかけた

 11月9日(火)、秋季全国火災予防運動が始まり、日置地区で日置婦人防火クラブによる火災予防の啓発が行われました。

 日置婦人防火クラブは、昭和57年に発足した黄波戸婦人防火クラブに端を発し、平成4年に現在の名称となり、防火標語やイラストの入ったエコバッグを配布するなど、毎年さまざまな啓発活動を行っています。現在のクラブ員は1,320人で、長門市で唯一活動を続けている婦人防火クラブです。

 今年は、初期消火に着目し、地域住民が迅速、安全に消火栓を使用できるよう、消火栓ボックスの扉に消火栓の取り扱い方法を張り付けることになり、役員の6人が参加しました。
 古市ひろばに集まった婦人防火クラブの皆さんは、消防署員の指導を受けながら、近くにある消火栓ボックスの扉にA3サイズの消火栓の取り扱い方法を張り付けていきました。

 日置婦人防火クラブの中山せつ子会長は「以前に取り扱い方法を張り付けてから10年近くが経過し、剥がれ落ちたり文字が見えなくなったりしていました。新たに張りなおすことで、誰でも消火栓を取り扱えるようにしてほしいです。地域の行事でも呼びかけを行っていきたいと考えており、火事の少ない日置地区になればと思います」と話しました。

 西消防署の松尾副所長は「防火、防災のために地域に根差した活動をしていただき、たいへん心強くありがたいと思います。火災は少しの油断で起こりえますので、火を取り扱う際には十分に注意し、火災のない日常を過ごしてほしいです」と呼びかけました。

 日置婦人防火クラブと西消防署は協力し、11月15日までの秋季全国火災予防運動期間中に、日置地区にある約60の消火栓ボックスに取り扱い方法を張り付ける予定です。