本文
11月7日(日曜日)、SWEET ASや俵山などで、山口大学が実施する「SDGsによる山口県のスポーツ観光講座2021」のスピンオフ企画が開催されました。
//////
この講座は、観光庁が主催し山口大学が実施する講座で、山口県の豊富な自然資源、スポーツチームや五輪事前キャンプ地に使用した施設等のスポーツ資源を活かし、アフターコロナでの観光やスポー ツの推進、まちづくりを推進する人材の育成を目指すものです。
今回はスピンオフ企画として、受講生と学生ら約20人が飲食とスポーツの複合施設「SWEET AS(スイートアズ)」を訪問。
先日、2021年度グッドデザイン賞を受賞したこの施設は「複層的な地域課題解決が期待できる取り組みは、全国の地方都市再生モデルとして参照すべき好例」と評価されています。(一部抜粋)
まず、株式会社ヤマネホールディングスの山根正寛代表取締役から話をききました。企業としての挑戦や「動機善なりや私心なかりしか」という信念、SDGsに取り組む地方企業の重要性、省エネルギーによるSDGsへの取組などさまざまなお話がありました。
特に、ながとブルーエンジェルスの応援には、女性の地位向上という目的があること、そしてSWEET ASの施設には女性や子ども・性的マイノリティの方の場所づくりという目的があるなどのお話に、参加者はうなずきながら耳を傾けました。
次に、施設の設計を行ったリノベる株式会社の山下智弘代表取締役から、スイートアズをはじめ先進的なリノベーション事例の紹介やリノベーションと地域活性化で大切にしている思いなどについてお話がありました。質疑応答では地域と連携するにあたって大切にしていることや、観光やまちづくりについて学ぶ学生に対してのアドバイスなどを話がありました。
その後、参加者はSWEET ASやジムの中を見学。午後からは俵山温泉に移動しガイドの案内により温泉街について見て学び、長門湯本温泉に移りリニューアルした温泉街を散策しました。
参加者は、長門市の事例に触れながら、地域活性化やまちづくり、観光振興について理解を深めました。