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11月6日(土)、油谷の伊上海浜公園ボニーベイシーカヤックセンターを第19次瀬戸内カヤック横断隊の13人がそれぞれのシーカヤックで愛媛県松山市に向けて出発しました。
瀬戸内カヤック横断隊は2003年に結成された、シーカヤックの普及を促進するために行なわれるシーカヤッカー(シーカヤックに乗る人)による実践的な勉強会で、毎年11月になると手漕ぎシーカヤックで1週間にわたって約250kmを瀬戸内海を横断しています。隊員は
山口県内外、遠くは神奈川県や沖縄県から駆け付けた13人の隊員は、前日に出発地となる伊上海浜公園ボニーベイシーカヤックセンターに集まりました。カヤックの調整や荷物の積み込みを行い、出発に備えていました。
沖縄県西表島から参加したアウトドアツアーガイドの赤塚さんは、「15年位前から参加しています。潮が早く凪が多い瀬戸内海と異なり、波や風がもろにあたる日本海は技術が必要とされるので、チャレンジ精神でがんばりたいです。参加することでガイドとして勉強になり、ほかの参加者との交流を楽しみにしています」と意気込みを話しました。
瀬戸内カヤック横断隊長の原康司さんは「例年は瀬戸内海を舞台にしていますが、今年は趣向を変えて、長門市からの出発にしました。ボニーベイは全国的に見てもこれだけ設備が整っているところは少なくとてもいい施設です。どんな海が私たちを迎えてくれるか、美しい海をみんなと楽しみたいです。シーカヤックはそれぞれが船長ですが、お互いのチームワークがとても大事になります。お互いのことを考え理解しながら進みます。」と出発に向けての思いを述べました。
瀬戸内カヤック横断隊は6日に長門市を出発したのち、下関市彦島、宇部市白土海水浴場、防府市野島、光市牛島、周防大島町沖家室島を経由して12日に松山市でゴールを迎える予定となっています。