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10月29日(金曜日)、市内の各小中学校の給食に旬を迎えた仙崎ぶとイカの酢の物が提供されました。
長門市では、仙崎市場に水揚げされたケンサキイカが旬特有の身が厚く、体が丸みを帯びたかたちになったことを熟練の目利きが認定すると、「仙崎旬宣言」を発令し、仙崎ブランドの浸透を図る取り組みを行っています。
今年は10月25日に旬宣言が発令され、一環として「仙崎ぶとイカの酢の物」が学校給食の献立として提供されたものです。長門市水産物需要拡大総合推進協議会からおよそ40kgの仙崎ぶとイカの提供があり、塩と酒でゆでたものをきゅうりなどといっしょに酢の物として調理されました。
児童は「いただきます」のあいさつを終えると、さっそく地元の旬の味をかみしめていました。明倫小学校の6年生の児童は、「歯ごたえがあっておいしい。家では刺身が多いけど、酢の物もおいしいと思いました。ずっと食べていたいです」と感想を話してくれました。
栄養教諭の小阪先生は「イカの味をいちばん感じてもらえるように酢の物にしてみました。長門ならではの旬の味を楽しんでほしいと思います。」と話していました。
この日は、市内小中学校で約2,200食の酢の物が提供されました。甘みを増した仙崎ぶとイカはこれから冬にかけて旬の味を楽しむことができるということです。