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10月11日(月曜日)、オンラインで令和3年度中国地方治水大会が開催されました。
これは、中国地方の各県が毎年開催するもので、中国地方の各県の関係者、全国治水期成同盟会連合会や国土交通省、県内各市町などの首長・関係者ら約70人が参加しました。
はじめに、治水事業概要の説明があり、全国規模で大雨による災害が相次ぎ治水事業は洪水などの被害から地域住民を守る重要な事業であること、河川管理者だけではなく流域全体であらゆる関係者がハード・ソフト面から安全性の向上に取り組む「流域治水」が重要であることなどが述べられました。
また、防府市の池田市長と長門市の江原市長から意見の発表があり、江原市長は長門湯本温泉を代表するまちづくりと一体となった魅力ある河川空間の利活用の取組や大河内川ダムの建設促進についての要望について発表しました。
防府市、長門市からの意見に対して、国土交通省から「貴重なご意見ありがとうございました。防府市佐波川ダムについては、治水の効果がなかなか見えにくい中、自治体からのご意見をいただいたことに感謝しています。これからも効果のアピールをしていきたいです。江原市長からは治水事業と観光・地域の魅力づくりについてご意見をいただきましたが、確かに治水が不安な観光地にはお客様は来ることができません。我々もこのことを心に留めて事業を進めていきたいです。川・まちづくりの事業もしているので本省でも支援していきたいと考えています。」とコメントがありました。
さいごに、大会決議が読み上げられ、次回の開催県の河川課長からあいさつがあり、大会は終了しました。