本文
10月4日(月曜日)、長門市役所で、移動スーパーとくし丸開業に伴う出発式が行われました。
長門市では、日常生活に必要な食料品、日用雑貨等の買い物が困難な状況に置かれている方の、買い物の機会の確保等の手法を検討するため、買い物支援実証事業を行っています。この度、移動販売を行うための車両の購入その他運営に係る経費の一部を補助する長門市買い物支援実証事業費補助金を活用し、株式会社丸久が「移動スーパーとくし丸」を開業することとなりました。
出発式では田中代表取締役社長が、「長門市とは地域活性化包括連携協定を結んでおり、行政と一緒に地域の取組を行ってきました。地域の方々が安心して買い物ができるよう、期待に応えられるように販売していきたいと思います」とあいさつしました。続いて江原市長が、「買い物支援事業はデマンド交通事業とともに進めている事業です。車がなく、日常の買い物に困っているという多くの声を聞いておりました。油谷、日置、三隅地区にとくし丸が入ることによって、地域の方々の安心安全な生活環境づくりにつながることを期待しています」とあいさつしました。
「移動スーパーとくし丸」は、約400品目1200点の商品を積み込むことが可能な軽車両で、冷蔵機能も備えています。自宅まで伺い、それぞれのニーズに合わせた商品を購入することができます。今回の実証事業では、日置・油谷地区と三隅地区が対象地区になっており、2台のとくし丸が導入されます。基本的に週2日のペースで自宅を訪問するため、地域の見守り活動を兼ねることも期待されています。