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海洋プラスチックごみを買い物かごにリサイクル~大浦海岸清掃~

ページID:0037220 更新日:2021年9月25日更新 印刷ページ表示
日本海に面した大浦海岸にはたくさんのプラスチックごみが漂着している

日本海に面した大浦海岸にはたくさんのプラスチックごみが漂着している
山口県の美しい海をいつまでも守っていきたいと多くの人が参加した
ポリタンクだけでなく、発砲ブイやペットボトルなども収集した
ポリタンクを加工してスーパーマーケットの買い物かごに作り替える
環境省と日本財団が進める「秋の海ごみゼロウィーク2021」期間中のイベントして行われた

 9月25日(土曜日)、油谷向津具の大浦海岸で海洋プラスチックごみを分別・回収する清掃イベントが行われました。

 この海岸清掃は株式会社丸久が主催となり、県、山口県漁協大浦支店、長門市が協力して開催されたもので、山口県のきれいな海を守るため、住民総参加による一体感を持った海洋プラスチックごみ対策の一環として行われたものです。また、集めたポリタンクについては、価値を上げてリサイクルするアップサイクルという取組により、買い物かごとして活用されます。

 大浦海岸に集まった66人の参加者は、海岸に漂着したたくさんのポリタンクや発泡スチロールなどのごみを協力して収集しました。およそ一時間ほどの作業でポリタンク180缶、その他のごみがおよそ700kg収集されました。

 株式会社丸久の田中康男代表取締役は、「思っていたよりごみが多かったです。買い物かごに作り替えることも大事ですが、この活動を通じて県民の皆さんに海をきれいにする取組を知っていただくことで、いっしょに美しい海を作っていければと思います」と活動に込めた思いを話しました。

 今回集められたポリタンクは、他自治体での海岸清掃により集められたものと合わせて買い物かごに作り替えられ、12月上旬までに県内3店舗において約3,000個が導入されることになっています。