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9月17日(金曜日)、長門湯本温泉で「うつわの秋」が始まりました。
「うつわの秋」は立ち寄り湯「恩湯」とお土産処「おとずれ堂」を舞台に、長門市深川湯本三ノ瀬にある深川窯の全5つの窯元から8人の作陶家が作品を出展し、萩焼文化を温泉街で体験できるイベントです。今年で2回目の開催となりますが、今年から新たに「cafe&pottery音」が会場として加わりました。そして2021年のテーマは「喫茶去」、メイン会場となる「恩湯」では抹茶茶碗から珈琲カップまで、深川萩の伝統的な技術・素材による「喫茶の器」を展示しています。また、「おとずれ堂」では茶陶やオブジェなどのより作家性の強い作品、「cafe&pottery音」では若手作家の作品を中心に日常使いしやすい作品を展示しています。
開催に際し、萩焼深川窯振興協議会会長の坂倉正紘さんが、「温泉街の再開発とともに、5窯8人の作陶家でさらに長門湯本温泉を盛り上げていければと思っています。たくさんの人に来て、楽しんでいただきたいです」とあいさつしました。
「うつわの秋」は9月17日から27日までの10日間、開催されています。なお、特別企画「川床喫茶」はデルタ株感染拡大防止期間延長を受け、開催を一時延期することになっています。会場ではマスクの着用やアルコールによる除菌、換気の徹底、連絡先の記入などの新型コロナウイルス感染症対策を行っています。