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8月19日(木曜日)、大津緑洋高校で長門市が姉妹都市であるソチ市とのオンライン交流イベントが開催されました。
長門市とソチ市は、2018年9月28日に、『長門市とソチ市との間の友好関係の確立に関する合意書』への署名により、両市の教育・文化・歴史・スポーツ・観光・保健等あらゆる分野での協力及び友好的なパートナーシップ関係を構築し、お互いの市の理解と連携を深め、双方のさらなる発展に繋げるため、姉妹都市となりました。今回のイベントは、ソチ市との友好関係を深める交流の一環として開催されたものです。
長門市からは大津緑洋高校の生徒と教員合わせて43人と長門市地域おこし協力隊(国際交流事業担当)のリリヤ・フィリチャギナさんが参加し、ソチ市からは日本語を学んでいるソチ市の10~20代のなど学生15人が交流イベントに参加しました。
はじめにソチ市役所の代表者が、「長門とソチは綺麗な海があったり、歴史的な名所があるなど共通点が多いです。両市の友好関係がもっと強固になることを願っています。今日はお互いの市のことを、さらによく知る良い機会になればと思っています」とあいさつしました。
まず、長門市の街並みと大津緑洋高校での学校生活をまとめた動画を上映し、その後日本文化であるアニメ・剣道・和食を中心に紹介をしました。ソチでも日本のアニメは人気だということで、どのアニメの人気があるかという話題で盛り上がりました。また、イベント後に贈られる長門市からのプレゼントとして、元乃隅神社が描かれた扇子や手作りのコースター、ストラップなどがソチ市に紹介されました。その後の質問コーナーでは、お互いの地域の有名な観光地や食べ物、イメージなどについての質問が行われたのち、交流会は終了しました。
大津緑洋高校3年生の三笠直輝さんは、「半年前から今回のオンライン交流イベントを企画していたので、準備は大変でしたが良い経験になりました。いつも暮らしている日本の文化とは違う、ソチ市の文化を知ることで新しい発見ができました」と話していました。
長門市は今後も姉妹都市提携に基づき、さまざまな分野でソチ市と交流を深めることとしています。