本文
8月17日(火曜日)、東京オリンピック女子バレーボールに出場した日本代表の奥村麻依選手が江原市長を表敬訪問しました。
奥村麻依選手は東京オリンピックの日本代表メンバー12人のひとりに選出され、ブラジル戦に出場した際にはアタックやブロックでチームに貢献しました。長門市出身者でオリンピックに出場するのは、2004年のアテネオリンピックに男子マラソンで出場した油谷繁さん以来17年ぶりとなります。
江原市長は「今日の表敬訪問を職員みんな楽しみにしていました。いつもとは違うコロナ禍という環境のなかで、市民に勇気を与えていただき、ありがとうございました。」とお礼を述べると奥村選手は、「オリンピック代表メンバーに選ばれる自信はありませんでしたが、選ばれて率直にうれしかったです。Vリーグとは違った緊張感がありましたが、いつでもコートに立てるよう準備はしっかりしていました。」とオリンピックを振り返りました。
また、伊藤教育長は、「市内の小中学校の1学期の終業式で奥村選手がオリンピックに出場することを紹介し、子どもたちがあこがれを持って夏休みを過ごすことができています」と奥村選手が子どもたちに与えた影響について話しました。
歓談の後、江原市長にサイン色紙と日本代表ユニフォームのレプリカがプレゼントされ、ユニフォームに奥村選手がサインをしました。
奥村選手は今回のオリンピック出場について「バレー人生でなかなか味わえない経験ができました。オリンピックは長いようであっという間でした。思い描いていた表彰台という結果にはならなかったことは悔いが残ります。応援していただいているからこそ、メダルを獲得したかったです。今後のことは未定ですが、故郷の子どもたちとバレーを通じて交流できたらと考えています」と話してくれました。
奥村選手はこの日、山口県庁や高校時代を過ごした防府市の誠英高校、防府市役所なども訪問しました。