本文
7月3日(土曜日)、俵山七重川河川プール(※今年度は閉鎖)で地元住民による清掃活動が行われました。
毎年、夏休み期間中に開設していた俵山七重川河川プール。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、昨年度に引き続き今年度も閉鎖することになりましたが、7月11日から長門市で事前キャンプを実施する東京オリンピック・7人制女子ラグビー・ブラジル代表チームのトレーニング場のひとつとして指定されたことから、地域住民による清掃活動が行われました。
この日の早朝、俵山地区発展促進協議会や俵山まちづくり委員会、NPO法人ゆうゆうグリーン俵山、俵山七重川河川プール管理委員会からの呼びかけにより34人の地域住民が清掃作業に集まりました。
はじめに俵山地区発展促進協議会の藤野会長が「本日はお忙しいところお集まりいただきありがとうございます。この河川プールはこれまでも地元の手により素晴らしい管理をされてきました。コロナ禍の中でのオリンピックですが、対策などやるべきことはしっかりやりましょう。」とあいさつ。
作業では、プール周辺から駐車場までの草刈りが行われ、刈られた草は次々と車両で運ばれて行きました。斜面の草やプールサイドに生えた小さい雑草まで、丁寧に刈り取られていき、1時間30分ほどで作業は終了しました。
今回の清掃活動の中心となった重村さんは「ブラジル代表チームが長門市で事前キャンプを行う期間中、訪れるのは宿泊施設とトレーニング場だけだと聞きました。大変だと思います。市から依頼があり、この河川プールをトレーニング場としたのも、ブラジルチームの皆さんに、少しでも日本の夏の良さ、俵山の水のきれいさを感じてほしかったからです。このたびの作業では急なお願いにもかかわらず30人を超える地元住民が集まってくれました。今までにない大変な状況でのオリンピック開催ではありますが、俵山地区の住民が総力をあげてブラジルチームをお迎えし、心が通いあうおもてなしができたらと思います。」と語りました。
明日以降も地元で清掃を行う予定とのことです。
※俵山七重川河川プールは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、昨年度に引き続き今年度も閉鎖します。河川プールの使用後は、水を抜き、施設を消毒するなどの対策が行われます。