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海を守るために~通小の子どもたちが畜養ウニを学ぶ~

<外部リンク> 印刷用ページを表示する 掲載日:2021年5月7日更新
畜養されているウニに触れて学ぶ通小学校の子どもたち

畜養されているウニに触れて学ぶ通小学校の子どもたち
マルヤマ水産有限会社が「子どもたちにウニや海の問題について学んでほしい」との目的で体験会を開催
ウニの畜養技術をもつウニノミクス株式会社の西野さんから「磯焼け」やウニの食害・畜養の取組について説明があった。
水槽の中で畜養されるウニ。実際にみて、触って、子どもたちはウニや海の問題について学んだ。
今日の体験会でウニについて学び、最後に終了証が一人ひとりに手渡された。

5月7日(金曜日)、通小学校の子どもたちが畜養ウニの体験会に参加しました。

この体験会は、ウニの畜養技術をもつウニノミクス株式会社と協力して通地区でウニの畜養に取り組むマルヤマ水産有限会社が、体験を通じてウニや身近な海で起こっている問題などについて子どもたちに知ってもらう目的で開催しました。

はじめに、ウニノミクス株式会社の西野さんから、海で起こっている問題やウニの畜養についての講義がありました。現在、海では磯焼け(いそやけ)という問題が起こり、海藻が減って砂漠のような状態になっている場所が増えています。その原因のひとつに、ウニが海藻を食べてしまう「ウニの食害」が挙げられています。また、一方で、エサがなく、中身が空っぽのウニが増えています。
この畜養現場では、マルヤマ水産有限会社がウニノミクス株式会社と協力して、海でとった空っぽのウニを捨てずに水槽で畜養して、食べられる大きいウニに育てる試験を行っています。

西野さんは写真や空っぽのウニの殻を見せながら身近な海で起こっている問題やウニの生態や畜養について話し、子どもたちは真剣に聞きました。

その後、畜養の現場で通小学校の子どもたちは、ウニに触れたり、実際にウニを持ってみて説明を聞いたり、トゲや口などを観察しながらウニの生態について学びを深めました。

「初めて触った」「思ったより重かった」「少しチクっとした」「海を大切にしていきたい」「ウニの活用が増えるといいなと思う」など、子どもたちは感想を話していました。

体験会の後、取材に対して、マルヤマ水産有限会社の山田代表は「初めてウニに触ったという子もいたのが驚きでした。自然環境が変わっていること、それが身近な問題であること、また、問題や課題からビジネスチャンスが生まれることなど、子どもたちにはさまざまな可能性を感じてもらえたらうれしいです。」と語りました。