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4月28日(水曜日)、長門市地域おこし協力隊の田中陽一郎隊員が市長に退任の報告を行いました。
田中隊員は、令和元年12月に、長門市で16番目の地域おこし協力隊として着任。やきとりのまち長門推進事業担当として、これまで、やきとり店舗での実務研修や研修・セミナーへの参加、やきとり職人体験の企画や小学校でのやきとり授業、「ながとやきとりガイドブック」の発行など、さまざまな取組を通じてやきとり技術の取得や情報発信を行い、長門市のやきとり文化の普及・推進に大きく貢献されました。
このたび、やきとり店の開業を機に、地域おこし協力隊を退任することになった田中さん。退任報告のあいさつで田中さんは「夢だったやきとり店の起業を長門で実現できるのは、いろんな方の支えがあったおかげです。1年4か月という期間が3年間に感じるほど、濃密な期間を過ごさせていただきました。みなさんに感謝しています。」と述べました。
江原市長からは「やきとり文化の継承・普及に向けて取り組んでいただき、ありがとうございました。特に3月に発行されたガイドブックはすばらしく、多くの方がガイドブックを手に取っておられることと思います。退任後はやきとり店をオープンされるということで、これからのご活躍も期待しています。」とねぎらいと激励の言葉がおくられました。
田中さんは、地域おこし協力隊になる前から「やきとり店を起業したい」という思いをもっていました。退任後も長門市に定住し、やきとり店「田中家(たなかや)」の開業を目指してこれから本格的に準備を進めていく予定です。開業は5月中を予定しているとのことです。